寒かった。。。すごくすごく・・・




「ママぁ～」　沢山呼んだの

ボク声が小さいからかな？

呼んでもママは答えてくれなかったの



どんどん寒くて寂しくなった



真っ暗で目がどんどん見えなくて

沢山の明かりがビュンビュンと

ボクの側を通って怖かった・・・

ママを探して歩いていたら

温かい場所があった

ボクは必死で登って行った






何日そこに居たのかなぁ？




お腹が空いた




オッパイも欲しい・・・




ママぁ～




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ある日突然、おねぃちゃん達が



ボクを追いかけて来た・・・



「ダメ！！！」そう言ってたかも



怖くて沢山走った！




でも、気が付いたらボクの目の前には

美味しいごちそうがあった！





ママに会いたかったケド

ボクは食べた。。。

沢山食べた。。。

今までに無いくらいのごちそうだった




でも・・・

静かだけど、また真っ暗な場所に一人になった



突然、一人のおねぃちゃんが・・・






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気が付いたらボクは明るくて


知らないおじちゃんに体に色々かけられた




疲れたヨ・・・





でも、その後ボクが見たのは


ママだった





ううん・・・違う！


ママと同じ形をしたお兄ちゃん達




怖かった

何もしてないのに怒られた・・・


ねぃちゃんは毎日ボクを捕まえては


お兄ちゃんにお尻を近づけた




それから毎日おねぃちゃんは


ボクを外へ連れ出した







でもある日からボクは二人のお兄ちゃんと

ずっと一緒だった・・・



怖かったケド

大きなお兄ちゃんが遊んでくれた


しっぽをフリフリ


ボクを沢山舐めてくれた♪

小さいお兄ちゃんんはボクがキライみたいだった




ボクはお兄ちゃんと一緒の事をした



くっついて行ってマネしてみた


楽しかった！



狭い所みたいだけど


沢山走って、沢山遊んだ




初めは転んだり落ちたりしたケド



痛くなかった





オモチャも沢山あった



高い所も沢山あった



ご飯も美味しかった



そして寒くなかった・・・・・




ボクはあの日とても寒かったケド




今でも体は少し寒いけど




本当はすっごく温かいんだぁ～





もう寂しくも寒くも無いんだ






おねぃちゃんや


お兄ちゃん達が毎日一緒に寝てくれる




目も見えるし、怖くも無い！！！






でも


どうやらボクは新しいお家へ


行くことになったらしい



ボクには良く分からないケド



おねぃちゃん泣かないで



お兄ちゃん達もありがとう



ボク、幸せになるヨ


新しいママはきっと優しいヨ♪


それに、ボク、ＴＶで見たんだ


七夕って願いが叶うんだって







お兄ちゃんの居た場所に登って



外を見た









ボクが今こうしていられる意味を



ボクは今わかったかもしれないヨ♪












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七夕の日、彼は新しい里親さんの元へ


そして素晴らしい生活が彼を待っているでしょう